誇りだらけのレコードプレーヤーの写真ですみませんですが。
中学生のころ、FMレコパル、FMファン。という雑誌を毎月読んでいて、一流どころのオーディオメーカーのオーディオ機器に眼がハートマークでした。
お年玉を貯めて、学生アルバイトをして、秋葉原で、オーディオ機器のお店でやっとのことで買ったオーディオセット、当時としてはどうだったのか?
アンプが、トリオというメーカー、スピーカーがも確かトリオ?カセットデッキがアカイデンキとティアック?レコードプレーヤーがサンスイ?
記憶が今では曖昧です。
ですが一つ一つお小遣い(中学生)高校生ではアルバイトなどで貯めたお金を持って秋葉原のオーディオ売り場でワクワクしながら物色して買い揃えたのです。
当時FMレコパルやFMファンなどの雑誌で、ご自慢のオーディオ機器紹介とかのコーナーで、一流どころのオーディオ機器を見て、(良いなー)と子どもの僕は思っていました。
良いなーとかいっても、そのオーディオ機器の音質など聴いたことなく、ただ、有名どころだっただけでした。
高校も卒業して次なる学校に進学して、さぁ就職となってからは、オーディオから離れてしまいました。
社会人としての僕はめまぐるしく日々が過ぎて、オーディオとかいっていられなく、1日、イチニチをこなすだけでした。
社会で働くことに少しずつ慣れてきた頃、当時(私をスキーに連れてって)という映画がヒットしていました。
僕もウインタースポーツは嫌いではなかったので、週末はユーミンの曲を聴きながらスキー場に行ってました。
また、夏は、サザンオールスターズの曲聴きながら、波乗りにも行きました。
あの当時、オールナイトフジが大流行りで、番組の終わり頃、本日の湘南の波、膝上オンシャワー?とか、アナウンサーではない女子大生がアナウンスしてました、それを聴きお友達と波あるね。行こう。
などの日々でしたねー。
スキー、波乗り、オートバイツーシング。
今思うと、眼から火花が出るほど、イヤイヤまぁ!まぁ!若かりし頃の、怖いもの無し!
でした。
アレ?レコードプレーヤーの話しでしたね。だっせんしてしまいました。
んな訳で、あの頃色んな趣味の中で、まだ移動手段と、お金がない中学生、高校生の当時FMのエアチェック、オーディオ機器でのレコード鑑賞、受験勉強の合間に聴いていた深夜放送。
どれもこれも懐かしい。
当時を懐かしく思うのではないのですが。
社会人としてそこそこ熟年層になり、インターネット、デジタル化、電子書籍。
んんん???
何かが違う?
そんな時、家電量販店で見つけたレコードプレーヤー。有無も言わず買ってしまい、レコードは街の中古レコード店で(あ!これ持っていた、あ!このアーチストのこのアルバム欲しかったけど買えなかった)などと心の中で叫びまくり、毎週の様に中古レコード店に通いました。
それから他に優先順位の事からこなしていくうちに、段々とレコードからも離れてしまいました。
ここ最近大学時代のお友達と近況報告後連絡などで話した時、レコードはまだ聴いてます?との質問され。忘れていた感情が再沸騰!
クローゼットからレコードプレーヤーを出し、スピーカーに繋ぎ、当時は真空管アンプありましたが、手放してしまい、アンプ内蔵型のスピーカーに繋ぎ。
久しぶりにレコードの音源を聴き、僕の中で忘れていた何かが動いたのです。
それは何か?今もハッキリしないのですが。
何かが確かに感情と共に動きました。
アナログレコードは、電子書籍ではなく紙の本を読むに近く、ネット配信の映画では無く、映画館に足を運び、指定席で映画を観る、に近い。
電子書籍、ネット配信映画、が悪い訳では無く、僕もルーティンとして、ネット配信映画を観たり電子書籍では本を読んでたりします。
んで、アナログレコードを久しぶりに聴いたら、僕の中で。
心の心地良さ。
穏やかさ。
優しさ。
上手く表現できませんが、感情が動いたのでした。